妄想劇場 ~電波デート~

「ねえクルル。何で今日はクルル子の格好してんの?」
「くくーっ、データ収集だよ。ペコポンの野郎と一日デートしてクルル子の『女の子経験値』を上げるのさ」
「へー、じゃあ今日は女の子扱いした方がいいの?」
「だな。ご協力感謝するぜぇ、睦実」
  

そんなわけで、今日の電波コンビは、一見仲良さそげなカップルだった。
美男美女。多少マニアックな香りはするが。
  

「あのさ、何でクルル子だとこのクオリティーなのに、いつもの地球人スーツはあの出来なの?」
「あー?」
「本当は、クルルなら、野郎タイプのスーツだってクルル子レベルのもの、作れるんでしょ?」
「‥‥できるけどよ。何だよ、睦実。おまえ 野郎と歩く方がいいのかよ?くっ、そういう趣味かい?」
「いや‥‥どうせなら、女の子の方がいいね」
「だろ?」
「や、別にクルルなら男でもいいけど?」
「‥‥はぁ?」
「ていうか、別にいつものクルルでいいけど?」
「‥‥‥」

何言ってやがんだ。

「あ、クルル子ちゃん、顔赤いよ?」
「うるせーよ!あ、やめろ。肩抱くな、気色悪い!」
「女の子経験値上げるんでしょ」
「いやーん、恥ずかしいからヤメテー」
「うわー、目、笑ってないし」
「ああもう、おまえに頼むんじゃなかった。日向弟にでも頼めばよかったぜぇ」
「ひどいなー、浮気者」
「何が浮気だよ。てめーのじゃねえよ!」
「俺のだよ」
「はあ?」
「クルルは俺の」
「‥‥ばかじゃねえの」
  

人気のない場所。抱かれた肩。
告白まがい。勝手に熱くなる頬。
ああ、畜生。何で俺様の作ったスーツは完璧なんだろう。
これは俺が作った「クルル子」の感情だ。俺自身が飲み込まれてどうする。
  

「ね、女の子経験値結構上がったんじゃない?」
  

次の瞬間、睦実はぱっと肩から手を離す。
へらりと笑う奇麗な顔。

「‥‥ああ、いらねーほど上がった気がするぜぇ」

後でデータ補正だ。
ペコポンの女子は雰囲気に流されやすい。修正しないとヤバイ。
  

「あ、一個だけ改善点があるよ」
「‥‥何だよ」
「下着の色は、黒より白かピンクがいいと思うよ」
「いつ見た? おまえ、いつ見た!?」
「こんな感じがいい」
「実体化ペンで描いても使わねーよ!」


FIN


睦クル子書きます!とか言っちゃって、全然書いてなかったので、「電波の日」にやっつけで書きました。
あんまりクルルらしくないですが、仕様です。
アニメのサブロー先輩の発言ではないな、と思ったので原作寄りのイメージで。
原作の睦実さんは、女の子みたいな奇麗な顔と、ちゃんと男としてエロいところと、何気なく面倒見がいいところが好きです。
あ、でもクルル子、アニメにしか出てこないじゃん!
意外といい雰囲気になっちゃって、お互い冷や汗かいてるといーですね。何やってんだ、俺!みたいな。(2009.6.1)

ゆみやさんが、電波デートイラストを描いてくださいました。
すごいよ、かっこいいよ。見るべし!見るべし!
素敵~なイラストはこちらから!(2009.6.15)

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